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2020年3月は記憶に残る月となるだろう

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 うれしい驚きでした。

 「全国すべての公立小中高校、特別支援学級を3月2日から休校にするよう要請する」と安倍首相が表明したというニュースが、夕方、飛び込んできました。
 今日が木曜日で3月2日は次の月曜ですから・・・対応に当たる方々は週末返上で準備に当たるわけで。大変、ですよね。それはとても尊い仕事です。どうか頑張ってください。
 貶めるつもりはないのですが、日本の政府にしては果断だと思います。果敢な挑戦のニュアンスを含んだ判断である、と。国家として「新型コロナの問題を真摯に受け止めている、この危機から人々を特に子どもたちをしっかり守りたい」と方針を明確に示す。これは今本当に必要な大事なことでした。
 日本という国と国民が、未来に向けて歩を進められるかどうかという転機に至ったのかもしれません。戦後ずっと眠っていた蛹がようやく孵化の時を迎えるような。地中で眠っていた種が発芽の時を迎えるような。そんな予感がします。そしてたぶん世界各地でも、同じようなことがそれぞれの事情に応じた形で起こるのでしょう。

 さて、「2020年3月は記憶に残る月となるだろう」。
 後の世で「英断であった」と言われる結果となるよう、ここからの動きが大切です。首相をはじめ政府の方々だけでなく、日本の社会で暮らす大人も子どもも皆が、「新型コロナに対応するための時を過ごす」という目的をしっかり心におさめる必要があります。
 そして粛々と出来ることをしましょう。

 3月は、受験や卒業など子どもたちにとって(親御さんや周りの方々にとっても)重大な節目を迎える時節です。「新型コロナ拡散防止のための休校なのだ」と正論を説くだけで、おとなしく家に閉じこもるだけの1ヶ月を送れる子どもは・・・多くないと誰もが思うでしょう。事態を理解できるぐらいには成長していて、精神状態が安定していること。このあたりが揃えば乗り切れると思うのですが。自分という荒馬を乗りこなすのは幼いうちは難業ですし、反抗期や思春期もありますからね…。全国のご家庭でそれぞれの「飴と鞭」合戦が繰り広げられるのでしょうね、などと想像してしまいました、ごめんなさい。この突発的な状況をうまく乗りきれたら、人間の器が少し大きくなる気がしませんか?きっと大きくなりますよ。あまり気負い過ぎずに、ゆる~っと行きましょう。
 何も背負わない場所からあれこれ言うのはとても無責任だと思うのですが。きっと皆もういろいろ考えて動き始めていると思うのですが。放言になってしまうけれどパッと思い浮かんだこと、置いておきますね。
 理想を言えば休校中も時間割に沿った生活をするのが望ましいわけで、自主性だけではそれが難しい子のために大人が手を貸す必要があります。集まって学ぶのは控えなければならない、となると、インターネットを使った遠隔授業環境が整っていれば良かったのですけどね。急には無理なので、ここはやはり公共放送さんの出番なんじゃないでしょうか。教育テレビが真価を発揮するときがついに来たのです(たぶん)! 3月までの放送予定はもう1年以上前から動いているはずで、それを楽しみにしている方たちの権利を侵害するのも良くないので、予備の帯域(そんなものは無かったかな?)を使って授業の補完をすることができたらいいですよね。3月2日からは無理でも、5日せめて9日月曜日あたりから行けると子どもたちのリズムも保たれると思うのですが。こんな時ではありますが、公共放送さんにとってもこの状況はチャンスだと思うのですよ。あとせっかくまとまった時間があるのだから、「読書への誘い」的なプログラムも是非とり入れてほしいです。読書家としても知られる同世代の芦田愛菜さんを迎えてどうでしょう(すでにそういう番組があったような…?)。

 こういう時素早く対応できるのはネット動画の業界なので、きっと休校中の子どもさんに向けたと謳うプログラムはたくさん湧いてくるでしょう。それらを「大人が好ましいと感じる方向」のみにコントロールする方法は、私にはちょっと思いつくことができません。自分に今、小中高校に通う子どもがいたら自衛の策は、インターネットは親と一緒の時だけにするか、子どもを信じて自主性に任せるかの2択だろうと考えますが。
 玉石混淆の中から新しいものが生まれ選ばれていく、そういう「時機」でもあるわけで、少しくらいはみ出して見えても広い心で行く末を見守ってあげてほしいという気持ちもあります。作り手さんたちはその辺り(コンプライアンスとかモラルとか)を汲んで精進されますよう期待しています。この期間を利用して身を興す、元気な高校生たちが現れたりしてね? そういうのも夢があっていいなあ。

 大事をとって公立学校は休校になるけれども、社会は休みになりません。世の中が回らなくなってしまいますからね。いつもと違う3月を過ごすことになりそうだけど大丈夫、難しいことはありません。
 人混みと長時間の密室的状況を避けること。
 衛生状態を保つこと。
 適切な栄養を摂って無理のない程度の運動をして、夜は早めに休むこと。眠れなくても、横になり目を閉じて、考えることもお休みにして静かにしているだけでも体は少し回復します。

 いつもと違う状況をそれでもつつがなく過ごす。できれば良き時間として。そのために自分はどうするか、身近な人達はどうしているか。
 お互いに少しずつ融通して、2020年の3月、乗りきりましょうね。


2020.03.26 ひどい誤変換を発見して、1箇所訂正しました。今更ですけど恥ずかしすぎる…。

コロナ・・・

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 こんばんは。こんな書き出しでいいのかわからないけど、とりあえず無事です。無事と言うと不穏かな、とりあえず元気です。皆様は元気でお過ごしですか?

 中国の心配をしているうちに日本もコロナ当事国になってしまいまして。微力ながら家族を守りたいと情報を探したり食生活を見直したり。あっという間の2月でした。
 結局のところ、コロナウィルスは2020年2月下旬の時点で世界のあちらこちらに拡がりつつあるものの、実態がはっきりと判明しているわけではなく。一介の主婦にできることと言えば通常と変わらぬ衛生管理と栄養や生活の管理だけ。不安に囚われそうになる心を他所に向けつつ、管理のポイントは守る。そんな日々です。
 マスクは売られているのを見ないですねー。1月の中頃からずっと、ドラッグストアでもスーパーマーケットでも品切れです。私は例年12月のうちに、春までに使いそうな分のマスクを少しずつ買い足しておく癖がありまして。おかげで、人に会う時のマスクは今のところ何とかなっています。
 世の皆様方は私と違ってすごい!と思ったのが「自作マスク」。手持ちのマスクが無くなる日に備えるべく、私も幾通りかの方法を学ばせてもらいました。ここで作り方を伝授するのが親切な在り方なのでしょうが、私の下手な説明では混乱させてしまう気がします。「マスク 自分で作る」などの単語で検索すると画像付きで丁寧に説明してくださっているサイト様がたくさんありますので、必要な方はどうか直接ご覧になってくださいませ。

 コロナで他にお聞かせできるような話は無くて、…表題に掲げてごめんなさいという気分になってきました。例年と違うことといえば、調理前に行う手のアルコール消毒を帰宅して手を洗った後にも行うように習慣を変えたことくらいです。物が増えると面倒なので、薬品のエタノール系やキッチン用品の消毒用アルコールではなく、果実酒を漬けるような飲用の蒸留酒の安いもので代用しています。

 1日でも早く、「全員が検査を受けられるよ」「特効薬ができたよ」という状況になるよう祈っています。その日が来るまで、研究している方や医療に携わっている方、多くの現場で尽力されている方々の健康が守られますように。
 余生のつもりで日々を生きる私の立ち位置でできること、無いのです。だからせめて、いたずらに騒がないように気を付けて、たんぱく質をはじめ必要な栄養をしっかり摂って、心身をよく休ませる。余力がある時は少し体を鍛えてね。
 その日まで、みんな元気でいよう。

 最後になってしまいましたが、心ある中国のお医者様をはじめ、このウィルスで亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。


2020.03.03 「衛生管理」の誤変換を発見したので訂正しました。「衛星管理」って、間違うにも程がある…。