こんばんは。昨日から8月、夏、ということで前向きで開放的な明るい言葉で始めたいところなのですが…、まったく思い浮かびません。
まずね、どなたでしたか、国民である私達の方こそ本当に全く意味が分からないのだけど、「気が付いたら、国が政権与党によって乗っ取られようとしている(或いはすでに乗っ取られていた?)」って何事・・・。文章としてすごくオカシイでしょう?あり得ない感じなのに、現実に今、日本はこの通りの奇妙なことになっているの、ホラーだよー。初めてエッシャーを見たときのような気分ですよ。はるか昔、統一教会がワイドショーを賑わせた後ぐらいの時期に連載された、カルトと戦った少女漫画を思い出したくらいには衝撃的でした。このあり得ない文章は、政権与党の前に「カルトに染まった」という言葉を加えることで、成り立ってしまいます。
さて真実は?と空惚けて逃避してしまいたい…しかし、昨日7月31日に岸田首相は「政治家がそれぞれ丁寧に対応するのが大事」とおっしゃいましてね・・・。前回、「元統一教会である複数の団体が現在も日本国内で活動を続けていることについては、いずれ、政府の公式の見解が示されるものと期待します。」と投稿したのだけれど、バッサリ斬りつけられてしまいました。
溜め息を吐いているだけでは何も解決しないね。
「統一教会は反日」とは時々聞きますが、公平に見て、これは間違っているのではないかと考えます。ひとつの国の政治や社会の要職を乗っ取り、そのいくつもの家庭を将来世代も含めて破壊することを是とする。反感のレベルをとっくに超えて、攻撃的です。国家の体制や国民が攻撃されているにもかかわらずその主体たるカルトを規制することもしないなんて、おかしいですよ。日本という国には実は主権は無いんですか?煽っているわけでなく、本当に疑問に感じます。日本に主権はあるのかという疑問は、国会を視聴する折に度々感じてきたことです。それと、カルトと見做して活動を禁じている国も多い元統一教会、その関連組織と政権が癒着しているだなんて国の対外的なイメージが著しく損なわれたりしないのか、という点も疑問です。自分達しか見えていないのかもしれないけど…。
政治家の皆様も本当はお分かりになっていらっしゃるでしょうが、国民にしてみれば説明などもう二の次です。必要なのは「いかなるカルトもこの日本でこれ以上のさばることを許さない、財産も技術も未来も何ひとつ国民から奪うことをさせない」と明言し、実効的な策を打ち出すことです、直ちに。今のままで改憲など到底任せられません。国民も怒っていますからね。正しい対応で味方につけられるかどうかは政治家の皆様次第です。
「北風と太陽」の北風みたいな事ばかり書いてしまいましたが。日本の政治の軌跡のすべてが批判されるべきものだったとは思っていません。でも今のままだと評価されていい功績まで汚されてしまいそうで、複雑な気持ちになります。
日本の未来を、政府が日本人の価値を否定するディストピアにしないでください。
風に任せて行き着く先は
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