こんばんは。皆様が健やかな毎日を送っているととても嬉しいです。
今日は、6月のうちに忘れずここに記しておかなければと思うことがあって。
それはマスク。日本政府が「各戸に2枚ずつ配る!」と公言していたあの布製マスクの話ですよ。「マスク届いていない…。」とこのサイトで2回もぼやいてしまったので、その後「届きました。」の報告をしないのもアンフェアだと気になっていて。我が家には6月初めの週末に届きました。使い捨てマスク、5月中旬ごろからドラッグストアやスーパーマーケットに少しずつ並ぶようになっていたらしいのですけどね。毎日仕事に行っていた夫が時々入手していました。・・・事実を挙げたら当てこすりみたいになってしまった。マスク・ラプソディ。政府が言うように、マスク配布の公言後に「買い占め高値売り」は急速に収まった様子でしたので、そこは素直に有難いと思っています。
マスク配布に関わった皆様、本当にお疲れさまでした。
もう7月を迎えるのですね、時間の流れが速いなあ。
なかなか更新できなくてごめんなさいね。自分でも不甲斐ないと思うのだけど、リハビリ替わりに家事をするのは50歳の身体にはしんどい!とはいえ、やらないと仕事が溜まるし体力も戻らないのでね。助けてもらいながら、なんとか頑張っています。
…齢50でそれは弱り過ぎではないか、と思われそうですが、阿呆な怪我をした当初の10日間で体重が25%くらい一気に減ったので…。ダイエットなら大成功ですが、普通に暮らしていた私にとっては青天の霹靂。たびたび触れていることだけど10数年前ちょっと死にかけていた時の最初も、普通に暮らしていた3ヶ月で体重が25%減少したのです。その時以来、「生存維持限界体重」という尺度が私の身体には厳然と存在していまして。今回は警報レベルまで生存限界に近づいたらしく、「やつれている…!」と家人を慄(:おのの)かせてしまいました。尤も、怪我だけでなく食べられなかった分も併せての減少だったので食べれば戻る、が道理。この2週間ほどは、「体力も気力も厳しい!」と思いながらも必死で料理して食べています。健やかな状態を取り戻そう、という義務感。何を作ったかは…次回、食の覚書カテゴリで投稿しましょうかね。父のことがあって以来、心を向けられなくてずっと放置してしまっていますから。
死線をさまよった、のですね、今思うと。倒れていた間、眠りの切れ切れに痛みから気を逸らすためとりとめもなく考え事をしていました。料理すること、食べること、アイデンティティの柱の2つと切り離されて、考えることの比重が大きくなっていたのでしょうね。外界からも遠ざかって様々なことを考え続けていました。それでね。COVID-19をはじめネガティブな状況が盛り沢山の世のなかだけど戻ってくることができてよかったなと感じています、ペシミストなのにね。ペシミストだから、かな。
具体的なことに言及するといろいろ障りがありそうなので結論に近いところまで話を飛ばしますと、つまるところ人の幸せの、その土台は衣食住の安定に拠っていて、世にあふれる問題の多くは土台をしっかり作り維持できなくては解決しないのだと思います。「パイが少ない」というなら、取り合いで争うよりも皆に行き渡る数になるようパイを或いは他の物を作る考え方に賛成だなあ。私の立ち位置だと、そのほうが平和的で未来型の思考に思えるから。違う立ち位置の人にはまた別の考えがあるだろう。
政府や世界の先端分野で仕事をしている人達はその辺りいろいろ情報を集めて対処を試みているように見えるので(…ニュースなどを読んでいてそう感じられるだけですが)、そうではない私達は邪魔にならないように、そして自分に出来ることをひとつひとつ対処していきましょう。
あと、ひとつだけ。自分と違うものの見方考え方に出会ったら感情よりも先に、相手の背景に思いを寄せる訓練をしましょう。無理に同情する必要は無く、ただフラットな目線で、心で、その人と向き合えるように。
さて、今日はいつにも増して話をあちらこちら彷徨わせてしまいましたが、そろそろ結びに入りましょう。
北半球はそろそろ夏の気候ですが「インフルエンザや他の感冒とは違う。」と指摘されていた通り、COVID-19、まだ収束しませんね。この数日はむしろ増えている・・・。最前線の医療や関連の仕事をしている人達のために何かできないかと考えるとき、まずは自分が罹らないこと、感染してしまったら周囲に感染を拡げないこと、です。今は地道な努力が大切。自分と自分の周囲の人達を守る行動を続けましょうね。
LivesMatterについてもいろいろ気になるけれど考えあぐねている段階です。COVID-19のことがあるから「デモはどうしても今でなくてはいけないの?」と心配しています、とだけ。主張することが必要な時と信じて行動している人もいるのでしょうが、生命や健康は本当に大切にしてね。
世界(政局)のことでも不安を感じていますが、これは自分ではどうしようもない。難しい局面なので何とか乗り切ってください、と祈るしかない。後から世界全体を見たときに「そう悪くない」と言えたら、と思っています。もっと良い結果はもちろん大歓迎。
それでは。皆様と世界が穏やかで健やかな日々を再び迎えられますように。