漂流

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 先程、家族に、この数日で2度目の「日本、大丈夫かな…?」という弱音を吐いてうんざりさせてしまいました。こんばんは・・・。
 世界では「日本もついにサル痘感染者1名確認」というニュースくらいしか流れていないかもしれないけれど(…というより小さい扱いであってほしいという願望ですが)、日本社会はこの7月、様々なことが次々と明るみに出て頭を休ませる暇(:いとま)も無いほどです。
 恥ずかしい限りですが、私、2006年に統一教会が公安の監視対象から外されていたことと2015年に名称を変更していたこと、複数の関連団体に分裂していたことを、今月知りました。道理で、最近は悪さしている話を聞かなかったわけですよ…。カルトの問題について、「オウム真理教以前」を知っている年代の大半は統一教会の名称に警戒心を忘れないだろうけど、若い世代は危険な宗教団体と言えば過去のオウムくらいしか意識することはないでしょう。そのうえ名称も変えてしまっていたのでは、ひっそりと2世3世が作られ続ける。苦しみが再生産される。こども「家庭」庁の名称と内容の変更は今も本当に怒っているのですよ。厳粛な国会の空気の中で「〇〇こども大臣」と呼びかけることになると語感の珍妙さに皆が噴き出してしまう恐れがあり、解任やら解散やら空転やらの口実を野党に与えないために2文字を加えたのかも、と無理やりに自分を納得させて抑えていたのに。
 元統一教会である複数の団体が現在も日本国内で活動を続けていることについては、いずれ、政府の公式の見解が示されるものと期待します。日本はどこへ行くのでしょうね…。
 
 日付が変わってしまった。他のことを書くつもりだったのに、うっかり感情に流されてしまいました。
 あ、でも今日ひとつ良いことがありました。ちょうど前回の投稿で触れた知床沖の事故ですが、ロシアとの間でご遺体の引き取りについて進展があり、身元の判明したお二方が日本のご家族の元に帰れることになりました。調整にあたられた両国の皆様、本当にありがとうございます。水の事故だったのでね、とても気にかかっていたのです。
 
 コロナの新株やサル痘や、またしても何やら騒がしくなってまいりましたが、結局個人のレベルで注意できる部分はほぼ変わりないので、慌てず騒がず日々の営みを大切に暮らしていきましょう。それでは、皆様も健やかな眠りを。
 
2022.08.01 記事のURLを訂正しました。内容の変更はありません。