こんなときに朝が寒いなんて

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 朝の4時に目が覚めてしまいました。
 年のせいもあるけれど昔から眠りが浅くて。今朝は寒さが原因だったようで、「この体感は…」と窓を確かめると結露していました…。まだ10月中旬だというのに。
 避難所は寒くないでしょうか。毛布やカイロなどそれなりの数が備えてあったかもしれないが、水に浸かったところも多いはず。他所から手配することになるけれど…。今日のこの寒さが予想外でないことを祈るばかりです。水害の影響がこんな形で尾をひくのかと、この寒さに改めて感じてしまいます。

 避難所などにいてまだ片付けに取り掛かれない状態の方は、日中、晴れ間もあるようなので陽ざしを浴びて心を休めてくださいね。心を休めるとは、何も考えずにぼうっとただ自然を感じたりして「無我」の状態に近くなることです。勤勉な性質だとぼうっとすることが苦手という場合もあるらしいですね。その場合は、例えば毛並みの柔らかいペットを心の中に思い描いて撫でるとか、いっそ実際に手触りの良い毛布を抱えて日なたで過ごすとかどうでしょう。「片づけを手伝わんか!」と怒られてしまうかな。時間を決めて心を休めましょうか。
 逆に体は動けるなら動かしていたほうがいいです。災害の日の恐怖や未来への漠然とした不安など心を強張らせる要素はたくさんありますが、心がごわごわに固まってしまうとき、体もカチコチになってしまいます。それは体も心も怪我をしやすい状況にあるということです。時間と場所に余裕があるなら体を温めつつストレッチをするのが理想ですが、いろいろ事情もありますし。体を動かす仕事や作業のある方はその中でそれぞれに体を守ってください。筋が柔らかくかつ弾性を保っていれば怪我はしにくいですし、心もしなやかさを保てます。こんな時です、絶対に無理はしないでくださいね。

 人生においてはガシッと踏ん張る強さが必要な時もあるけれど、災害のようなときは折れないことが第一。しなやかで打たれ強い強さやするりと躱すような強かさで切り抜けましょう。
 後の人生でもいつかきっと役に立ちますよ。

 ああ、拙文を打ち込んでいるうちに日の出です。太陽の光と陽ざしが1人でも多くのかたに届きますように。