日々の覚書」カテゴリーアーカイブ

春を待つ

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 「今年は少しは頑張ろう」と綴った先から、サイトの更新は少しも頑張れていないlawbaです。トラウマスイッチが入ってしまったらしく、子どもの頃の記憶で思いわずらっています。一度は封印できていたのだもの、また封じればいいだけ。なのですが…。冬はエネルギーが弱まるのでどうしようもない感じ。球根のように静かに春を待とうと思います。


 封じると言えば、今もっとも注視するべきコロナヴァイルス。日本でも人から人への感染が確認されてしまって、とても残念だし心配しています。中国と日本、人も物も多く行き交う間柄で入ってこないはずも無く…。
 罹患した方々が回復されますようお祈りします。

 様々な理由で抵抗力が低下しているとウィルスと十分に闘えないですから、可能な限り自分と周囲の人のことを労わってほしいなと思います。

 ウィルスを寄せ付けないこと
  手洗いうがい顔洗い。すぐできない時のためのウェットティッシュの備え。
  マスク。使用したほうがいい。接客業の使用禁止は、安全管理としてどうなのか。
  服や靴の手入れ。洋服の埃を取る粘着テープは有用なのだろうか。

 体を冷やさないこと
  適度な運動や入浴など。体の芯が冷えたままになっていないか観察する。
  何をやっても冷えが改善しないときは血液の量や質を調べてもらうといいかも。

 疲労を溜めないこと
  「満腹ではなく腹八分」、疲労もね?自分ひとりの都合で動けないことも
  多いですが、疲労の蓄積は臓器の働きを壊します。何とかコントロールして
  ください。
  私の体質だとクエン酸(食品、サプリメント)は有効ですが、万人に合う
  保証はありません。取り入れる際は適量について調べましょう。

 適度な栄養と睡眠を確保すること
  おのおの状況に応じて最善を確保してください。
  家毎に医食の知恵が受け継がれているのが理想ですが、無いなら自分が
  始まりになればいい。自分達に合う食事でウィルスに負けない体を作りましょう。
  残業が多いというお悩みは職場で解決するしかありませんが。
  本の続きがどんなに気になっても、大切な人達との時間が楽しくても、
  コロナウィルスが収束するまでは控えめに。

 思いつくままに書き出してみたけれどいつも通りの当たり前のことばかりで、他にはどんなことに気を付ければいいやら。
 ニュースから正しい情報を拾い上げて、身を守ってくださいね。
 コロナウィルスがこれ以上拡がらないよう願います。

 読んでくださった方の健康を祈って。


2020.02.09 脱字を発見したので訂正しました。

今年は少しは頑張ろう

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 年内にもう一度投稿できるようにと言いながら、頑張らなかった結果、年を越えてしまいました…。スローペースの更新ですが、2020年もよろしくお願いいたします。

 穏やかな1年になりますように。
 みんなが幸せでありますように。
 心はあたたかく頭はクールに過ごせますように。

「成親」~父の棋譜~

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 文章を綴る気になれないまま、いたずらに時が過ぎていきます。
 父のことが存外こたえていて、…こんな風に毎日、目元を押さえることになるとは予測できませんでした。比べるようなものではないけれど、長い長い戦いをようやく終えた感じだった母の時とは違う。母が亡くなった時の話は、、オカルト的にはやや興のある話かもしれません。真夏の怪談としてなら、いつかお話しできるかな。いつか…、母への愛情を込めて話せる日が来たらね。

 父が亡くなってから世界は一変しました(実際に変わったのは世界ではなく、たぶん私の心のほうなのでしょう)。なんとも曖昧な表現で申し訳ないですが、思い出す度つらかった記憶を呼び出しても、父に対しては今は脳がギューッとならずに済むのです。信頼できずにいたけれど信じたいと願い続けていた頃の記憶、「ただ大好きだった」という気持ち。父が私の記憶の中から苦しい感情の部分を少し持って行ってくれた、なんて信じるには、私も少し年を取りすぎたけど。
 掃われたように、あるいは祓われたように、澄んだ穏やかな気持ちでいます。

 「親」という言葉を父と母に対して使わないと決めてから長い時を過ごしましたが、父は…親になろうとずっと悩み続けてくれた父は、間に合ったのだと思います。あ、伝わりにくい文になってしまった。
 ずーっと昔、5~6歳ごろ、父が将棋の駒の動かし方を教えてくれたことがありました。駒によっては相手の陣へ攻め込むと「成る」ことができて、「歩兵」が「王」の次に強い「金」に成ったり、将に当たる「角行」や「飛車」が「龍」に成ったりします。つまり、父は人生の最後に私の陣に辿り着いて「父親」に「成った」のだと思います。父の魂の軌跡は、最後の数手で一転、見事に勝利した棋譜のようで、とてもきれいだと私は思うのです。
 戦術については子ども相手に分かりやすく教えることは難しかったらしく、私も自ら学ぶまでの興味を持たなかったので、父の将棋の相手にはなれなかったけれど。もう一度一緒に、将棋盤に向き合いたかったな。


 さて。
 ああ、やはり。読み返してみたら、今日も父を思っているだけの内容になってしまいました。ごめんなさい。
 このサイトは言うなれば私の庭ではあるけれど、おもてに面した場所ですものね。インターネットという公共の場に合うよう心を少しずつ調整しているのですが、まだ少し時間が必要みたいです。年内にまた投稿できるよう、頑張らずに頑張りますね。
 次の日曜はもう冬至ですね。早いなあ。北半球では1年で最も陽が短い日、心に灯をかかげて健やかに冬を越えましょうね。南半球では1年で最も陽が長い日、冬至ではなく夏至のほうですね。夏が(冬も?)苦手な私としては「陽射しに敗けずに頑張って」とは言いたくない。これでどうでしょう、「陽射しとは戦わない、ビタミンDの分だけ日にあたった後は避けて避けて避けまくろう!」。他人事みたいな言い方になってしまったけれど、したたかに夏を乗り越えてくださいね。
 では。See you again. 


 タイトルの「成親」は成駒に因んで私が勝手に考えた造語です。読み方は「せいしん」若しくは「なりおや」が妥当と思うのですが、自分で言うのもなんですが、ひねりもセンスも無いですね。
 辞書や翻訳では「なりちか(人名)」のみの扱いだと思うので、書き添えました。意味は文章から拾ってください。